症例141 奈良県生駒郡三郷町在住 50代男性
肩の痛みと手首の関係の症状
当院へは以前から3か月に一度身体の調整に来られている方です。
最近、仕事で重量物を持つことがあり上肢の負荷が大きくなり、肩を傷めたということでした。
右腕を動かすと右肩が痛むので、作業に支障があるということでした。
肩の痛みと手首の関係の整体
「整体1回目」
初検時、肩の関節可動域を確認すると肩関節の拘縮があり、関節可動域が制限されている状態でした。
また、肩の関節可動域を超えると肩の痛みが出る状態でした。
次に手首を確認すると手関節の歪みと機能障害があったので、施術は手首から行うことにしました。
その後に上肢の筋膜剥がしと肩甲骨剥がしも行いこの日の整体を修了しました。
最後に日常生活動作の注意点を伝えました。
「整体2回目」
肩の痛みが前回よりも緩和し、手首の歪みと機能障害が改善していました。
肩を後ろ向きに上げる時の痛みが残存していました。
施術は前回同様に行いました。
「整体3回目」
肩の痛みは消失しました。
肩の痛みと手首の関係の考察
今回の肩の痛みの原因は手首の歪みと機能障害からくる、肩関節の負荷が考えられます。
物を持つ時に手首の歪みや機能障害があると過度に肘や肩に負荷が掛かります。
その結果、肩や肘を傷めてしまっている方を整体の現場ではよく観ます。
肩がなかなか改善しない場合は手首の歪みや機能障害が原因かもしれません。
たけもと接骨院・整体院
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院長 武本昌史(柔道整復師)